ドイツの車以外の車でも消耗部分に関する考え方は似たようなものと考えれって良いです。つまり国産車のように無理がきかないと思って接するべきです。消耗品以外で、文化的な違いを感じさせる部分には音があります。ブレーキがキーキー鳴く音はその代表例です。これは高速での効き味を重視したヨーロッパに多いのだが、街中での軽いブレーキングで音が出やすく、ブレーキを踏んでいない時でも音が鳴りやまないことがあります。
日本人は虫の声に上長感じますが、外国人は騒音と感じます。これについてはまさに客のケースで外国人はあの金属音があまり気にならないらしいということがあります。
輸入元ではこの音を封じ込めるためにブレーキパットの裏にグリスを塗ったり、パットの座椅子そのものを変えたりするのですが、そうすると今度は本来の効き味が損なわれてしまうことがあります。風切り音や室内に侵入してくるエンジンの音も同様です。輸入車ではこれを運転情報の一つと考えていて、あえてある程度、音を残している車が多いのです。日本人には室内は無言であることが最上という考え方があります。
トヨタのセルシオは、それを可能な限り推し進めた車ですどんなスピードで走ろうと、音によってはそれを知る事は不可能に近いと思います。
PR